こんにちは。 産業財コンサルタントの井上雅史です。
今日は装置産業に実態について、述べたいと思います。
◆装置産業の実態
現場を回っていると、国内の装置メーカーはオーバーフローし手が回らないところもある。その反面、秋以降非常に厳しい局面を向かえるところが多いと思われる。忙しいところの共通項は、納入先が日本以外であるということと、装置が高性能・高精度を求められるいわゆる技術が必要な高級機といわれる装置である。
中国でもかなり装置メーカーのレベルが上がってきている。ただ実態は半自動機を人海戦術で生産する体制をとっており、業界によるところがあるが、まだまだ安い人件費を武器に生産をしている。私の関係先の製本機械メーカーでも、ある国内印刷機械メーカーからの要望で、中国製本機械メーカーへの技術支援及びOEM生産を行うことを検討している。中国の実態を見ると日本やヨーロッパで生産している高精度な機械や、タッチパネルを使用する電気的な制御を行う機械はまだまだ少なく、あくまでメカニカルな機械が中心であるのが実態である。また液晶やタッチパネルの業界もしかりである。
この様な中、日本国内の装置メーカーは何をすれば良いのか?①アジアを中心とした日本国内の市場へ打ってでること、②現在の技術・プロセスの用途開発すなわち他業界への進出、③修理メンテビジネスの強化、④部品加工部門の強化などが上げられる。特に国内市場だけをターゲットとしている装置メーカーは、現状の設備需要が今後どうなるかにまずかかっている。しかし、秋以降自動車生産をはじめ生産現場の稼動は下がる方向に進んでいるので設備需要が盛り上がるまではいかないと考えざるをえない。いまいちど全社員で、自社の良さ見直して、できるところから早急に強化していく必要があります。内向きにパワーを使っている時間はありません。今一度、自社が生き残るために何ができるのか冷静かつ大胆に実行に移して頂きたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿